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大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
アキバは大学の近くにあるということもあって、3~4年生の頃は週に2、3回は通っていた。しかし、働くようになってから行くことが無くなっていた。学生時代は定期圏内だったから気軽に行けたが、今となっては交通費を払わなければならない。
アキバだけでも楽しいが、折角だから、神保町→御茶ノ水→秋葉原という学生時代の定番コースをたどった。神保町の古書店街を見て、学生時代に比べて(さらに言うならば大学1,2年生のころに比べて)知的なものへの関心が無くなったことを実感し(もっとも、1、2年生の頃は知的なものに触れることで自分を知的に見せたいという下心も強かったし、そういう呪縛から逃れた今の方が自分の興味に純粋になれてきているのかもしれない。しかし、働くようになってからは、疲れてしまって本を読むことから遠ざかっている)、学生時代によく通った書店で本を買い、中古CDショップでCDを買い、秋葉原ではアニメグッズ(特にWake Up, Girls!のを。放送終了後であるがそれなりに展開が見られてうれしかった)を探したがお目当てのはなく、タワレコでCDを買い、また本を買うという、大学時代と同じパターンの一日の過ごし方をした。
休日の秋葉原は混んでいて困る。神保町やお茶の水ではそれほど混雑を感じなかったが、アキバはある意味観光地といってもいいくらいだから、土日は混む。平日に行けた学生時代が懐かしい。
少し暗くなってしまったからうれしいニュースを一つ。
実はこのブログで最近何回も話題にしているWake Up, Girls!であるが、それのライブに行けることになった(知らない人のために今更解説しておくと、Wake Up, Girls!というアニメ作品はアイドルを目指す少女たちを描く物語であるが、その声優陣も同名のアイドルユニットを結成し活動している。なお、声優は新人を起用し、キャラクターと誕生日や下の名前が同じになっているなど、二次元と三次元の融合、つまり「虚実混交」であるのである)。
ライブは八月であり、まだまだ先の話であるが、楽しみが増えてうれしい。こういったことがあるおかげで、「ライブのために仕事がんばろう」という気になれる。
社会人一年目の今年、WUGだけでなく、「ゆるゆり」でも新作アニメの制作決定やイベントが開催決定する(こちらに行けるかは難しそうだが)など、二次元関係で楽しい出来事があって、強力な後方支援を得た気持ちになっている。
近況報告をしようと思う。
4月1日から働き始めた。仕事では戦力になっているとはいいがたく、コピー係に毛が生えたようなことしかしていないが、職場の人々は暖かい人が多く、この生活にもだんだん慣れてきた。今後はできる仕事の範囲を拡大していき、いちはやく貢献できるようになりたいと前向きな気持ちだ。
現状に絶望感を抱きつつ「この仕事があと40年も続くのか・・・(クビにならなければの場合)」と思いながら日々を生きることの悲しさは大学で十分思い知らされたから、そうでないのはありがたい。仕事で活躍し、そして給料が上がっていくことを期待してる。難しいかもしれないが。精神状態は悪くなくて、毎朝コンビニでレッドブルを買って元気を注入すれば大体何とかなっている。
大学卒業からいつの間にか長い時間がたった。社会人になると時間がたつのがあっという間というのは本当かもしれない。毎週月曜日と火曜日になると、仙台聖地巡礼(もちろんWake Up, Girls!の)したのは○週間前なのか・・・となつかしさにひたる。言うまでもないが、聖地巡礼のことに関してはこちらの記事にまとめてあるからアニメに関心がある人には読んでもらいたい。そして、ワグナー諸君の感想も待っている。読んでくれた人はありがとう。WUGのアニメを見ていない人はぜひ見よう(映画版から入るといいらしい)
Wake,Up, Girls!といえば、今月27日のイベントが楽しみだ。アニメ関連のイベントは七森中ごらく部の「ごらく部なちゅまつり」(2013年7月)以来だ。ごらく部の時は物販の列に並ぶのが遅れてしまい、会場ギリギリになってやっと買えてひやりとしたので、今度は始発電車を目標にいざ品川といきたいところだ。
パソコンを買った。自宅PC がいまだにXPだったから買い換えた。商品券がたくさんあったから使った。動作が速くてビビる。前のパソコンではスイッチを押して何らかのファイルを起動させるまで30分以上かかっていた。
最近はアニメを見る時間が無くなってきた。学生時代は夜更かししてアニメを見ていたが、仕事に遅刻できないから早く寝るようになったためだ。だが、WUGの円盤(テレビシリーズに比べて作画が格段に良くなっていて一見の価値がある。テレビでも面白いが円盤はさらにいい)だけは見ている。そして、「ゆるゆり」の新作OVAも楽しみだ。アニメ関連の楽しみといえば5月にもいろいろあって、WUGの円盤(2巻と3巻)もそうだが、「ゆるゆり」のキャラソンアルバム(「ゆるゆりずむ♪2」)も発売される。これで仕事をやめられない理由ができた。配偶者持ちは嫁のために仕事を頑張り、キモヲタも嫁のために仕事を頑張る。
そういえばゆるゆりの聖地巡礼はまだしてなかった。特定の地域の風景が色濃く描写されるアニメではないが日帰りで行ける範囲だから上総牛久駅とかは訪れてみたい。千葉県は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の巡礼で千葉駅周辺を歩いたが(モノレールにも当然乗った。最初の聖地巡礼は去年の今頃で、大学で1限だけ授業を受けて千葉に行った。途中で知り合いにどこに行くか聞かれたが「聖地巡礼」とだけ答えたらきょとんとしていた)、そこから足を伸ばせば行けるだろう。
さて、新PCが快適なせいで長く語ってしまった。ほとんどがアニメの話になってしまったが反省はしていない。職場では二次元の話題で話せる人がいないし、知り合いでもアニメは見ていても好きな作品が全然違うケースが多いから、ここで書きたくなってしまう。
これから頻繁に更新するかはわからないが、時を見つけてはこうやって筆を執ろうと思う。
望洋台公園、おそらく「Wake Up, Girls!」という作品に出会わなければ一生行くことも無ければその名前すら知らずにいただろう。公園といっても、勾当台公園のように市街地にあって広い公園とは違い、住宅地の中にある小さな公園だ。近所の子供が遊びに来ることはあっても少し離れれた場所に住む人は滅多に行くことはないだろうし、市外から来る人はほとんどいないだろうし、ましてや埼玉県から新幹線に乗ってそこを目的に来ることなんて、この作品が作られる前にあったのだろうか?(なお、現在この公園の名前で検索すると聖地巡礼に関するサイトがトップに表示される)
しかし、作品の舞台となることで聖地となり、少なくない数のファンが訪れたのではないだろうか。これも運命のいたずらなのだろう。そういったことを考えると、アニメの舞台を回ること以上に、この偶然を愛したいという感情が湧き上がる。
交通手段は仙台駅から出るバスである。バスターミナル7番乗り場から「日本平」行き(または「仙台南ニュータウン」行き)の宮城交通のバスに乗り、そこから40分以上、僕以外はどう見ても地元民のおじいちゃんおばあちゃんしかいないバスに乗り「本当にここでいいのか」「てか、帰りのバスは来るのか」と不安に思いながら進んでいく。なお目的地は仙台南ICに近いから、読者さんも地図で位置関係を確認するといいと思う。
降りるべきバス停は「宮城大学食産業学部前」。僕はそれより一つ手前の「羽黒台二丁目」で降りてしまったため、探すのが大変だった。
バス停を降りたとき、宮城大学の学生はともかくとして、地元の人以外誰も降りないようなところだとすぐに気が付いた。住宅地の中であるから、キョロキョロと歩き回っていると不審者として通報されてしまうのではないかと不安に思った。もちろん道も未知で行き止まりにぶち当たる。このあたりは山の中みたいなもので坂道が多く足も疲れる。公園はマイナーだからグーグルマップが使いにくい。なんとか調べ、宮城大学の前を通り公園に着いた。17時頃、夕方だった。
公園があることは近づくまでわからなかった。住宅地を抜けて、映画で見覚えのある風景が目に入ったとき僕は感動した。苦労した分、不安に思った分うれしさも大きかった。そして巡礼のラストがここでよかったと思った。
松田マネージャーが寝転がっていたベンチ、真夢が「大空のプリズム」を歌っていたブランコなどが本当にあることを確認した。周りに人がいなかったから僕も「大空のプリズム」を出だしだけ歌ってみた。
ふと疑問に思ったのが登場人物の位置関係である。望洋台公園は太白区にあり、仙台市中心部より南西のずいぶん離れた位置にある。
劇場版ではアイドル候補をスカウトするように命じられた松田マネが途方にくれて昼間から公園のベンチで寝転がったりしてるシーンがあるが、仕事の息抜き程度に立ち寄るには随分遠い位置(仙台駅からは40分以上かかるし、長町駅からも25分くらいある)にある。あえてそのような場所を選ぶ理由が気になる。
また、真夢や藍里の位置関係も気になる。藍里の家は熊谷屋だから青葉区。まさに市街地だ。そして二人の通う高校は市街地より北にある。
松田マネと真夢が初めて会うシーンの後、公園を出た真夢に対し藍里が向かってきて
藍里「真夢!遅れてごめん、待った?」
真夢「ううん、全然」
とやり取りし、藍里が真夢に一次審査の合格を伝えるシーンがある。
この台詞からすると二人は望洋台公園で待ち合わせしていたことになるが、待ち合わせ場所が二人の通う高校からあまりに遠くなってしまう。このシーンでは二人とも制服を着用していたから、授業があった日なのか半日授業だったのか部活があったのかわからないが、高校の帰りに会うことになっていたはずである。それだったら手軽に高校から近くの場所が待ち合わせ場所にならないか。熊谷屋から公園まで行くには少なくとも1時間はかかると思うし、高校からだともっと遠くなるはずだ。
真夢の住んでいる場所はどこだろうか。劇場版の後半で真夢が坂道を駆けていくシーンがある。公園を巡礼した際も坂道が多い場所にあることが印象的だった。公園の近くだろう。それらしい風景だった。
もっとも、こうやって考察するのは実はそんなに意味がない。仙台を舞台にしたアニメであるのは事実であっても実際の地理関係をそのまま反映しているとは限らず、フィクションが入り込む余地があるのは当然であるから、位置関係に辻褄が合わなくとも何の問題もない。元々現実と非現実が混ざっているのである。
考察に意味がないといっても、あれこれと考えるのは楽しい。聖地巡礼の醍醐味は妄想であり、考察することと妄想することは結構似ている。
(4月17日追記)
キャラクターの位置関係であるが、望洋台公園が真夢と藍里の待ち合わせ場所になっていたのは辻褄が合わないことでも不思議なことでもなかった。小説版によると、藍里がWUGのオーディション1次審査に合格したのを知ったのは、二人が一端別れ、藍里が自宅に着いた時であるからである。だから藍里は合格を伝えるために真夢の家の方までわざわざ遠い道(実際に熊谷屋さんのある北四番町から行ってみると遠さ・面倒臭さがわかると思う)を追いかけていったのだろう。
(追記部分終了)
さて、余談が長くなった。バスの時間の都合上、公園にはそんなに長く留まれなかった。宮城大学殖産学部前のバス停から長町駅、仙台駅。
そして再びアニメイト仙台店。翌日(3月26日)は劇場版の挿入歌でI-1クラブの歌う「リトル・チャレンジャー」の発売日だからフラゲしに行った。なお、I-1クラブの声優には「ごらく部」声優が多く、「ゆるゆり」も好き(というか「ゆるゆり」で二次元に目覚めた)な僕にとってはお得だったりする。大坪由佳さんと津田美波さんは「ごらく部」声優で、また、加藤英美里さんは生徒会のキャラを演じている。
この曲を聞きながら真夢が涙を流すシーンには心を揺さぶられる。劇場版で一番好きなシーンだ。
アニメイトを出た後、エスパル仙台で販売している熊谷屋さんのお菓子を買い(おばあちゃんへのお土産用。まさかアニメにちなんだものとは思わないだろうwあと「林田藍里」の名前が入ったやつをまた購入した。店員さんは心得ているようでアニメのチラシを「これも一緒に入れておきますね」と)、新幹線の切符を買い(自由席)、大宮まで・・・
これで聖地巡礼の旅は一通りおしまい。とても濃い二日間だった。二日間とも現実から離れて最高のリフレッシュだった。これからの生活を頑張れそうな気がした。
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Wake Up, Girls! 聖地巡礼記の他の記事
その1
その2
その3
その4