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模索を続ける大学生(いわゆる「非リア」系)の日記。内面に関する省察が中心で根暗な印象かもしれませんがご容赦を。微力ながら自分の進むべき道を探求し続けます。たまにサークル内ぼっちとか喪男とかコミュ障とか社会不適合とか勉強とか… 2014年・就職しました
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プロフィール
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おーじゃ
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男性
職業:
大学生→社会人
趣味:
読書
自己紹介:
某大学の法学部に在籍中。「喪男」「非リア」「非コミュ」「真面目系クズ」「サークル内ぼっち」「社会不適合」勉強と読書中心の大学生活を望むも挫折気味。行き詰りの大学生活・・・
大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
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望洋台公園、おそらく「Wake Up, Girls!」という作品に出会わなければ一生行くことも無ければその名前すら知らずにいただろう。公園といっても、勾当台公園のように市街地にあって広い公園とは違い、住宅地の中にある小さな公園だ。近所の子供が遊びに来ることはあっても少し離れれた場所に住む人は滅多に行くことはないだろうし、市外から来る人はほとんどいないだろうし、ましてや埼玉県から新幹線に乗ってそこを目的に来ることなんて、この作品が作られる前にあったのだろうか?(なお、現在この公園の名前で検索すると聖地巡礼に関するサイトがトップに表示される)


しかし、作品の舞台となることで聖地となり、少なくない数のファンが訪れたのではないだろうか。これも運命のいたずらなのだろう。そういったことを考えると、アニメの舞台を回ること以上に、この偶然を愛したいという感情が湧き上がる。


交通手段は仙台駅から出るバスである。バスターミナル7番乗り場から「日本平」行き(または「仙台南ニュータウン」行き)の宮城交通のバスに乗り、そこから40分以上、僕以外はどう見ても地元民のおじいちゃんおばあちゃんしかいないバスに乗り「本当にここでいいのか」「てか、帰りのバスは来るのか」と不安に思いながら進んでいく。なお目的地は仙台南ICに近いから、読者さんも地図で位置関係を確認するといいと思う。


降りるべきバス停は「宮城大学食産業学部前」。僕はそれより一つ手前の「羽黒台二丁目」で降りてしまったため、探すのが大変だった。



バス停を降りたとき、宮城大学の学生はともかくとして、地元の人以外誰も降りないようなところだとすぐに気が付いた。住宅地の中であるから、キョロキョロと歩き回っていると不審者として通報されてしまうのではないかと不安に思った。もちろん道も未知で行き止まりにぶち当たる。このあたりは山の中みたいなもので坂道が多く足も疲れる。公園はマイナーだからグーグルマップが使いにくい。なんとか調べ、宮城大学の前を通り公園に着いた。17時頃、夕方だった。



公園があることは近づくまでわからなかった。住宅地を抜けて、映画で見覚えのある風景が目に入ったとき僕は感動した。苦労した分、不安に思った分うれしさも大きかった。そして巡礼のラストがここでよかったと思った。


松田マネージャーが寝転がっていたベンチ、真夢が「大空のプリズム」を歌っていたブランコなどが本当にあることを確認した。周りに人がいなかったから僕も「大空のプリズム」を出だしだけ歌ってみた。



ふと疑問に思ったのが登場人物の位置関係である。望洋台公園は太白区にあり、仙台市中心部より南西のずいぶん離れた位置にある。


劇場版ではアイドル候補をスカウトするように命じられた松田マネが途方にくれて昼間から公園のベンチで寝転がったりしてるシーンがあるが、仕事の息抜き程度に立ち寄るには随分遠い位置(仙台駅からは40分以上かかるし、長町駅からも25分くらいある)にある。あえてそのような場所を選ぶ理由が気になる。


また、真夢や藍里の位置関係も気になる。藍里の家は熊谷屋だから青葉区。まさに市街地だ。そして二人の通う高校は市街地より北にある。


松田マネと真夢が初めて会うシーンの後、公園を出た真夢に対し藍里が向かってきて


藍里「真夢!遅れてごめん、待った?」
真夢「ううん、全然」


とやり取りし、藍里が真夢に一次審査の合格を伝えるシーンがある。


この台詞からすると二人は望洋台公園で待ち合わせしていたことになるが、待ち合わせ場所が二人の通う高校からあまりに遠くなってしまう。このシーンでは二人とも制服を着用していたから、授業があった日なのか半日授業だったのか部活があったのかわからないが、高校の帰りに会うことになっていたはずである。それだったら手軽に高校から近くの場所が待ち合わせ場所にならないか。熊谷屋から公園まで行くには少なくとも1時間はかかると思うし、高校からだともっと遠くなるはずだ。


真夢の住んでいる場所はどこだろうか。劇場版の後半で真夢が坂道を駆けていくシーンがある。公園を巡礼した際も坂道が多い場所にあることが印象的だった。公園の近くだろう。それらしい風景だった。


もっとも、こうやって考察するのは実はそんなに意味がない。仙台を舞台にしたアニメであるのは事実であっても実際の地理関係をそのまま反映しているとは限らず、フィクションが入り込む余地があるのは当然であるから、位置関係に辻褄が合わなくとも何の問題もない。元々現実と非現実が混ざっているのである。


考察に意味がないといっても、あれこれと考えるのは楽しい。聖地巡礼の醍醐味は妄想であり、考察することと妄想することは結構似ている。

(4月17日追記)
キャラクターの位置関係であるが、望洋台公園が真夢と藍里の待ち合わせ場所になっていたのは辻褄が合わないことでも不思議なことでもなかった。小説版によると、藍里がWUGのオーディション1次審査に合格したのを知ったのは、二人が一端別れ、藍里が自宅に着いた時であるからである。だから藍里は合格を伝えるために真夢の家の方までわざわざ遠い道(実際に熊谷屋さんのある北四番町から行ってみると遠さ・面倒臭さがわかると思う)を追いかけていったのだろう。
(追記部分終了)

さて、余談が長くなった。バスの時間の都合上、公園にはそんなに長く留まれなかった。宮城大学殖産学部前のバス停から長町駅、仙台駅。

そして再びアニメイト仙台店。翌日(3月26日)は劇場版の挿入歌でI-1クラブの歌う「リトル・チャレンジャー」の発売日だからフラゲしに行った。なお、I-1クラブの声優には「ごらく部」声優が多く、「ゆるゆり」も好き(というか「ゆるゆり」で二次元に目覚めた)な僕にとってはお得だったりする。大坪由佳さんと津田美波さんは「ごらく部」声優で、また、加藤英美里さんは生徒会のキャラを演じている。


この曲を聞きながら真夢が涙を流すシーンには心を揺さぶられる。劇場版で一番好きなシーンだ。


アニメイトを出た後、エスパル仙台で販売している熊谷屋さんのお菓子を買い(おばあちゃんへのお土産用。まさかアニメにちなんだものとは思わないだろうwあと「林田藍里」の名前が入ったやつをまた購入した。店員さんは心得ているようでアニメのチラシを「これも一緒に入れておきますね」と)、新幹線の切符を買い(自由席)、大宮まで・・・


これで聖地巡礼の旅は一通りおしまい。とても濃い二日間だった。二日間とも現実から離れて最高のリフレッシュだった。これからの生活を頑張れそうな気がした。


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Wake Up, Girls! 聖地巡礼記の他の記事
その1
その2
その3
その4

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