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模索を続ける大学生(いわゆる「非リア」系)の日記。内面に関する省察が中心で根暗な印象かもしれませんがご容赦を。微力ながら自分の進むべき道を探求し続けます。たまにサークル内ぼっちとか喪男とかコミュ障とか社会不適合とか勉強とか… 2014年・就職しました
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プロフィール
HN:
おーじゃ
性別:
男性
職業:
大学生→社会人
趣味:
読書
自己紹介:
某大学の法学部に在籍中。「喪男」「非リア」「非コミュ」「真面目系クズ」「サークル内ぼっち」「社会不適合」勉強と読書中心の大学生活を望むも挫折気味。行き詰りの大学生活・・・
大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
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年単位での反省を文にして著すのは、2010年以来のことであり、4年ぶりとなる。このように一年の反省を文にしなくなった理由は、最後の反省を書いた年に比べてその後の年は特に文章で書く必要を感じるようなほど多くの出来事があったというわけでもなかったということと、ブログから離れていたことという二つの理由がある。

今年は大きな変動、つまり、就職という出来事があり、書く必要を感じていたため、また、自分の内面を言葉で表現するということからしばらく離れていて「ホームグラウンド」に戻りたくなったということが理由だ。

そうやって考えていたところ、Wake Up, Girls!の島田真夢役の吉岡茉祐さんがブログで一年を振り返りを記事にしていたのを見て、触発されたのである。(なお、吉岡茉祐さんは現在大学一年生で学部は法学部であり、最後に僕が年単位の反省を書いたのが大学1年生の頃だということと自分自身法学部の出身という重なり(?)から、何かの偶然かもしれないと思って、うれしく思っている)

今年を二つに分けると、当然であるが、大学の卒業と就職が大きな出来事だ。

1月から3月までの大学生でいた時期は、以前記事にした心情とこれから話したいと思っていることはあまり変わりがない。

具体的に何をしていたかというと、アルバイトをしたり自動車の教習所に通ったりしたり卒業旅行に行ったりと、なんとも平凡な過ごし方をしていた(そして、自分自身そういった平凡な学生でいることを「美徳」と考えていたのである)

その時期にはとっくに就職先は決まっていたし、事前研修のような形で会社に呼び出されたり、ましてやインターンと称して無報酬で労働を搾取されたりということもなく、上の方針で学生として遊ばせてくれたのかもしてないが、とても気楽な過ごし方をしていた。

気楽ではあるが自暴自棄ともいえた。「何者かになる」という野望を放棄して、無気力というか、疲れ切ったオッサンに似た心情であった。

3月、大学を卒業した

4月、就職した

就職先について、ここで書けることは限られているから、詳しく書きたいのに書けないというのがなんとも歯痒い思いである。

就職先が激ヤバブラック企業で毎日残業代なしで深夜まで働かされているとか、そのような心配もあるにはあったが、実際に入社してみると、普通の会社だった。

ブラックではないものの会社に対して不満はそれなりに持ってはいるが、上司や先輩と仲良くできているため、精神状態は悪くない。

労働環境が良好であるために、就職した今よりも就職する前の方が、具体的には浪人時代やサークル内ぼっち時代の方がよほど辛かったと思っているくらいである。

仕事をすれば嫌な思いはするし疲れる。しかし金がもらえる。金があれば遊べる。遊べれば楽しい。楽しいことがあるから仕事する気になれる。そういったごくごく単純な仕組みのなかに僕が入れたということが人生の中でも「画期的」な出来事であった。

昔の辛かった時期は、たとえばサークル時代では、サークル活動に行けば嫌な思いをして疲れて、時間もかかり活動に収入の大半が費やされ、かといってバイトもなかなかできない。辛い思いをするために辛い思いをし、自分のやりたいこと(当時は「勉強と読書中心の生活」であった)や楽しみを大部分犠牲にして辛いことをやってきた。

書いていて泣きたくなる。すこし酒を飲んだ後だから感傷的になっているのであろうが、当時の辛さを思うと・・・今ではサークルに対して悪い感情もだいぶ消えてきて、このブログでも依然話したかもしれないが、大学卒業前は再び顔を出すようになってきたが。

ただ、学生時代の方がよかったことも多く、たとえば社会人になって読書量が激減したこととかがある。ましてや「勉強」に関しては。

単に忙しかったり疲れたということ以外にも理由はある。

それは、「勉強と読書」が何も意味を持たない無力なものになってきたからである。

僕にとってそれは「自分の知的レベルを向上させる」ためのものであった。知的レベルを上げることで、生きるための武器にしたいと考えていたのであった。

しかし、就職してみてよく分かったのであるが、少なくとも僕が現在やっている、そして、これからやるであろう仕事は、小難しい本を読んでアタマがよくなったところで役に立つようなものではなく、「知」の出る幕はなさそうなものである。

そうすると、「知的レベルを向上させる」ための行為は、日本刀で空気を切ろうとして必死に振り回すような、意味のない空虚な行為になってしまったのである。

大学生でいたころは、本を読んだり勉強するのは「意味がある」行為であった。「学びの成果」を発揮する場所が、期末試験やレポートだけでなく、ゼミの議論・先生との私的な会話・知り合いとの雑談と学生生活のそこらじゅうにあったからだ。(そういった話が全くできない環境にいるわけでは決してないが)そういったこと以上に、学生の頃は、何かを学ぶことによって、それを社会的に役立てる機会がきっと来るはずだと信じていた。しかし・・・

こういったことに関して、何の解決法も思い浮かばないから、あとで誰か信頼できる人に相談しようかと思っている。

就職後の自分を振り返ると、こんな感じであろうか。仕事内容に絡めた具体的なお話は、一応全世界に向かって公開されているこのブログではできないから、本当は話したいがしない。

なお、僕のこの一年を振り返るにあたってもう一つ視点を用意しなければいけないことは、最近の記事を読めば明らかであるが、その視点から語ることがあるのかは明言はしない。

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 さて、今年も残り少なくなってきた。とにかく今年は変化の大きい年だった。外部的な環境もそうだが内心面でも変化が大きかったと思う。具体的にどのような変化があり、どう考えたのか、どう行動したのかを振り返ろうと思う。その際、一年をいくつかに分けて考える。


 その1、1月~3月(大学入学前、浪人時代)

 この時期、私はまだ浪人生であった。ここでは浪人時代のことはあまり語っていなかったが、浪人時代という経験は今の自分を形成するに(よかれ悪かれ)大きな影響を与えているに違いはないのだから、語るのを避けるわけには行かない。

 この頃、受験勉強は直前期。センター試験・私大入試・二次試験と・・・しかし、実はあまり勉強してはいなかった。荒んだ生活。毎日ただ、一日が過ぎるのを待つのみで、一日の終わりになるとその日を無為に過ごしたことを思い後悔。そんな調子だから、当然のように第一志望の大学には不合格となる。

 浪人したにもかかわらず本命の大学にいけなかったことは、少なからず私を臆病にした。つまり、自分はいくら努力しても報われない、そもそも努力すらできないクズであると思うようになり、その後(特に大学入学当初)に「気力」のようなものを失う原因になった。

 その2、4月(大学入学)

 この月から大学生活が始まった。当時の私の心では、大学という新天地に行ったことの高揚感と、「ぼっち」という孤独に陥ることへの不安感と、目標を持っていない無気力感の三者が混在していた。

 その3、5~8月(夏休みまで)

 サークルに入った。自分がサークルに入ったのは、いわゆる「ぼっち」になるのを避けるためと、いわゆる「ノンバイサー」になるのを避けるため。かなり消極的な理由が大半。もっとも、そこで友達を作ることを期待していなかったわけではない。高校時代の部活の友人ように卒業後も付き合える友がほしかった。

 こんな理由で入ったものだから、適応していくのに苦労した。自分にとって「大学のノリ」という文化はなかなか受け入れられなかった。そして「サークル内ぼっち」へ。

 ただ、その一方で勉強への熱が再び高まってきた。クラスのほうでできた友人は司法試験を目指す人がかなり多く、私も勉強で何かを成し遂げたいという気持ちが再び高まってきたのである。高い目標を定めて頑張っていた大学受験生のころ(浪人時代以外)に戻ったような、ある意味原点回帰であった。前期の期末試験ではそれなりの結果を収め、司法試験を目指す友人にもGPAでは勝った。

 この時期に理想としての「勉強と読書が中心の大学生活」と「現実としてのサークル中心の生活(ただしサークル内ぼっち)」の矛盾が生じ、以後、大学生活を陰鬱なものにしていったのである。

 その4、9月~12月

 夏休みが終わると後期が始まる。前期の中盤から勉強熱が高まっていたため、やはり勉強を第一のものにしていこうと思っていた。夏休み中に予習をしていた民法は講義がすっきりと理解できるようになり、複雑な学説の対立がある刑法総論もだんだんとコツがつかめるようになってきた。後期から始まった少人数のゼミ形式の授業も楽しかった。

 しかし、全体として大学生活はうまくはいっていなかった。日記やつぶやきで何度も言っているから今更説明は不要だが、あまりにもサークル活動が忙しかったのである。活動は当初の説明とは違い週に4~5回。11月に入ると「事実上」毎日あった。来年から役職につくことがほぼ内定した形になり、安易に逃げることはできなくなった。

 総括

 「この一年で得たものは何か」という問いに対し、今の自分は何一つとして答えられない。勉強に対するモチベーションは回復したものの、資格のような成果を上げたわけではないし、何かの目標に近づいたわけでもない。アレだけ忙しかったサークル活動も、それにのめりこむくらいに頑張るのだったらいいけれど、そうではなく、ただ「サークル内ぼっち」という境遇に鬱になっていただけであった。結局、理想としての「勉強と読書が中心の大学生活」と「現実としてのサークル中心の生活(ただしサークル内ぼっち)」の矛盾から抜け出ていないのである。

 となると「来年どうするか」という問いに対しては半分以上は答えが見えたようなものである。つまり、来年は具体的な目標を定め(現実的なところでは法学検定か行政書士か、難しくなり現実的ではなくなるが最近は司法書士に興味がある)それに対し努力を注ぎ込むことを考えようと思う。「サークル内ぼっち」の克服はもう絶望的であるから諦めた。「ぼっち」は「ぼっち」であると割り切るしかないようだ。

 

 と、こんな感じで一年を振り返ってみた。かなりの長文になってしまった。冗長。くどい。悪文。この一年はとても不幸せだったと思うが、だからこそ来年には期待している。全くどうでもいい話になるが、自分には「偶数学年になると学校が楽しくなる」というジンクスがあるからだ(中二・高二は楽しかった)。非科学的なものではあるが、期待だけは持ってもいいと思うのである。

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