03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
二十歳になることにより、行えることが増える。例えば、来月の参議院選挙に、選挙権の行使ということで参加することができる。あまり興味はないが飲酒・喫煙もできるようになる(「未成年だから」といって飲み会などをことわる口実にしてきたが、これが通じなくなる)。
その反面「責任」も以前より多く負わなければならなくなる。世間からは「大人」としてみなされ、それに恥じない態度・風格が求められる。自分の人生に責任を負わなければならなくなる。失敗も成功も誰かに依存するのでなく自分の意志によって変わっていくものになる。
面倒なことが増えるな・・・嫌なことも増える・・・
年を一つ重ねたといっても変化がすぐにあるわけでもないし、まして自分が進歩しているとも思えない。進歩の過程にあるとも思えない。
精神面では中学以来全然向上が見られないし、肉体面でもこのたるんだ体、バイタリティも失われている。この状況を打開しないといけない。「年を一つ重ねた」に過ぎない今日の誕生だが、ここから進化に向かって進み、数年後に今日のことを振り返って「あの時の決意のために今の自分がある」といいたいものである。
でも、今日は蒸し暑く疲れた・・・
俺がサークル活動をしていることは何回も言及してきたが、その目的についてはあまり触れていなかった。唯一、目的について詳しく書いたのはこちらの記事だが今では少し内容が古くなってしまった。補足したい。
こちらの記事では、サークル活動の目的を「ぼっち」という「自然状態」から脱する手段とした。「自然状態」はメリットもあるが基本的に弱く、安心を得るためにはそこから脱し共同体の一員となるべきだと考えた。
今ではそのような側面は弱くなっている。クラスのほうで何とか気が合う人が見つかり、一緒に勉強や読書ができる仲になった。少なくともいわゆる「ぼっち」とはいえない。さらにいうなら、サークルの仲間とはあまり打ち解けていないため共同体の一員としての安心感は得られているかきわめて疑わしい。
ここで別の側面が浮かび上がってきた。社会適合を目指すための手段としての活動だ。コミュニケーション能力を高めるという目的だ。
社会人となれば、仕事によりその割合は異なるが、ほぼ必ずコミュニケーション能力が求められる。そこでは、勝手な基準により、コミュニケーション能力のないものは「社会不適合」とみなされてしまう。俺はこんな社会にはもちろん反対だ。しかし、いくら反対しても、たとえば「革命」を起こせるわけでもない(起こすべきでもない)し、意味がなく、やはり少しでもくい込んでいけるように「努力」するしかないようだ。
その「努力」の手段として(これだけでは十分ではないだろうが)サークル活動をやっている。
今日、せっかくの休日だというのに、午前中から活動をすることになってしまい、休日を返上し、朝から大学に行き、「一人になる」というリラックスタイムもなく、夕食が終わるまで「拘束」時間は続いた。ものすごく疲れた。だが、運動において負荷をかけることが能力向上の方法であるように、コミュニケーション能力も、ある程度自分にとって大変なことを経験しないとつかないのかもしれないと思っている。人間関係に悩むことはなかなかなくならないだろうが、少しでも耐性をつけていきたいものである。
コミュ力が無い俺にとって一番苦手なことは、多人数で話すことだ。「多人数で話す」というのは何かの「発表」のような場面でなく、「雑談」のことだ。(「発表」は意外と得意。中学までは「優等生」だったから学級委員的なこともやっていたし)
たくさん人がいる中では、やはり話の上手い人が優位に立つ。その人と一緒になって盛り上がっていける人はいい。だが俺はそういうタイプではないし、脇でヘラヘラと愛想笑いをしているだけで窮屈な思いをしていた。だからといってそこから離れるわけにもいかない場合が多くこれもまた悩みの種。
実は、これはサークル内で感じていることでもある。サークルのメンバーとはさほど打ち解けていないため、何を話したらいいか、どう話しかければいいかがいまいち分からない。(実はクラスの友達の方が親しい)
今日もサークル活動があってこんな思いをした。
すこしばかり鬱な気持ちで帰宅の電車に乗った。つり革につかまり、一安心し、ふと窓の外を見たら、サークルのメンバーの人(同学年)がいた。彼は少しはなれたドアから電車に乗った。俺はポケットから携帯電話を取り出して、メールでも打つフリをして、気づかないフリをして、その場をやり過ごそうかと考えた。だがそれも体裁が悪い。思い切って彼に近づいていって話しかけてみた。(話したこと自体は何回かあるが、そこまで親しくはなかった)
結構、話せることが分かった。コミュ力がない俺でも、二人でなら落ち着いて、率直に話せる。しかも意外なことに共通点も多くあって、盛り上がった。(詳しい内容を書きたいが、プライバシー上の問題もあるからカット)
普段では聞けない内容も聞け、面白い。
コミュ力が無く集団で孤立しがちな人も頑張って一対一に持ち込んでみれば話しやすくなるかもしれない。
実践するのは結構難しいのは分かっている。そのへんの突っ込みはしないでくれ。本当に、分かっているから。
電話が一本かかってきた。母親が出た。そしたら、俺に用があるらしく、電話を代わった。
「(本名)さんですか。こちらAと申します」
え?聞いたことのない声。女性の声だった。Aという知り合いはいない。いや、いたか。でもそいつは男だ。知らない女性から電話がかかってくるなんて、これは何か裏があるに違いない。警戒した。
「ただいま、若者のファッション意識についてのアンケート調査を・・・」
アンケート目的らしい。面倒だ。しかもファッションなんて全然興味ないしな。俺みたいに「服は値段」主義な喪よりも、渋谷あたりでリア充にアンケートしたほうがいいのに。それにしても怪しい。もしかしたらこれは悪徳商法なんじゃないかなって思った。
怪しいから話を切り上げたくなった。適当にハイハイと答えていたが話が終わりそうもないので
「スイマセン、興味がないので・・・」
といったら
「ただのアンケートなので・・・」
と、面倒なことになりそうな流れだったので
「忙しいので答えられません」
と、こういっておけば諦めるだろうと思った。そしたら
「何か用があるのですか?」
え?ここまで聞くか。セールスの電話でもここまでは言わないだろう。でも、実際はそんなに忙しくはないし、適当なことは見つからず、苦し紛れに
「今、トイレに行くところなので」
といった。これで終わるとおもったが
「2、3分くらい我慢できませんか?」
と、いかにもSっぽい口調で言ってくる。確かに俺は「ド」が付くほどの、Mだ。しかし無礼な言い方に腹が立った。それと同時に、こんな答えはあまりに予想外だったので、おどろいた。心の中で笑ってしまった。
面倒だったので無理やり切った。
今となってはもっとへんなことを言っておけばよかったかな、と思っている。もっと長引かせて、対決してみればよかったかな。そしたらいいネタになるのに。次はあえて卑猥なことを言ってみようかな。でも電話番号を知られているから止めておこう。
何故か最近テンションが高い。突然歌いだしたくなったり、勉強のやる気がぐっと出てきたりと。体調を崩して風邪気味になってしまってから特にそうだ。熱が出ているからなのかは分からないけど「ヒィヤッハー」といった感じになっている。クラスの友達にそのことを話してみたら「俺もだ」といっていた。そいつも最近風邪気味らしい。
テンションが一時的に上がったあとは疲れみたいなものがドッと押し寄せてくる、いや、ぶり返してきて、よりいっそうだるくなる。意気込んではじめた勉強もかったるくなる。現在は低いテンションで書いている。
テンションを無理矢理上げていくことも時には必要かもしれないが、できるだけ、普段は、冷静な自分を保っていたい。もっとも、保てるほどの冷静さが俺にあればの話だが。