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大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
この前の日曜日は品川ステラボールのイベントで、一週間とちょっとで再びWUGを見れる日が来るとは、何とも幸運なことだ。四国でも徳島のマチアソビのイベントがあったが、3日に用事があったのと、交通費がアレなのもあってそちらは見送ってしまったが、東京で開催されるイベントは関東民として行かないわけにはいかない。
最近はこのブログでWUGの話ばかりしているから、昔からの読者さんを驚かせてしまったかもしれない。中には僕が社会人になって苦しむ様子を期待している人もいるかもしれないから、期待を裏切ってしまって申し訳ない気持ちだ。
だが、従来のこのブログ(自分の内面への考察)と最近のアニメ語り(主にWUG)は切っても切り離せない仲にあるものであるから、しばらくはおつきあい願いたい。詳しいことは後に話そう。
さて、イベントについて。
今回のイベントはテレ東フェスの入場に事前登録が必要な他は特に必要なことはなく、整理券は先着順の配布、しかも無料というものすごいサービスだった。先着順というのが気になったが、800人まで入れるということから、少し遅めの8時半ごろに着くように電車に乗った。
配布列はわかりにくい場所にあって、最寄り駅だと思っていた原宿駅から遠い場所にあったため少し苦戦。だが間に合いそうだった(整理券番号によると僕の前には200人ほどいたらしい)。
列に並んでいて気が付いたのは、この前の品川ステラボールのイベントで見た顔が何人もいたこと。また、順番待ちの列でオフ会を開始しだすヲタクたちもいた。
待機列は大抵は退屈なものだが、リハーサルの音が聞こえてきて、「タチアガレ!」や「7 Girls War」が聞こえてきた(なお、僕はアイポッドで音楽を聴いていたから「タチアガレ!」の前半部分を聞きのがしてしまった。なんという不覚)。テンションが高まっていく。
配布開始は11時だったが、一般客の入場が優先されたため(あと、蛭子能収さんのトークショーの待機者が先だった。しかもこちらは600人の定員が券の配布前に埋まっていた。すごい人気だ)、整理券がもらえたのは11時半を過ぎたころだった。
整理券は腕に巻くリストバンドみたいな感じで、紙製だったから途中で切れないか不安だった。
イベントは16時からだから、それまではいったん解散。フェス会場内でB級グルメの屋台があったから「チャー麺丼」という、チャーハン+焼きそばみたいなものを食べる。うんめーにゃー
当日は雨が降りそうだったからレインコートを買いに(イベント中は傘差し禁止)行く。コンビニにはなかったが、ダイソー原宿店に大量に置いてあった(なお、ここに行くには竹下通りを抜ける必要があって、ユニクロのズボン・シャツと品川イベントのTシャツというアレな装備のキモヲタは場違い感が半端なかった。あと、以前竹下通りを通った時に黒人の客引きに声をかけられてビビった)
まだ時間があるから明治神宮に参拝。実は明治神宮には何度か訪れたことがあり、これが4~5回目くらいになる。今まで無事に生きてこられたことを感謝してきた。企画展の展示「昭憲皇太后百年祭記念展『明治の皇后 明治天皇と歩まれた昭憲皇太后』」を見学。明治以降の近代日本の足跡に思いをはせた。
さて、イベントである。
イベントの出演者は、A応P・Wake Up, Girls!・「ソウルイータノット」の声優陣だった。この企画は「あにむす!」という番組のイベントだからA応Pがメインになっていて、他はゲストみたいな感じだった。しかし、客層はWUGのファンが結構多かった気がする。言うまでもなく僕も。とはいっても、「あにむす!」を見ているからA応Pのメンバーも顔は知っているし(WUGも「あにむす!」に出演していたことがあった。なお、僕は裏でやっていた「桜Trick」というアニメを録画していたから途中からしか録画できなかったことがあって、悔しい思いをしている)、「ソウルイーターノット」の声優陣もほかの作品で知っている人が多く、WUG以外にも見所がたくさんあって楽しめた。
本当ならば、WUG以外の人についても書くべきところだが、長くなってしまうからWUG中心に。
衣装はアニメ10話以降のアイドルの祭典で披露したものだった。野外ステージだった。品川イベントより近い位置に行けたから表情までよく見えた。
トークコーナーではA応Pと合同で。
「自己紹介+キャラ紹介」や「イントロクイズ(WUGの楽曲限定で)」を。正直イントロクイズは余裕過ぎてワロタw A応Pとの絡みが見所だったと思う(なんか抱き着いたりしてたし、百合アニメも好きな僕にとって結構おいしいw)。
イントロクイズで負けたA応Pは罰ゲームがあった。大田邦良氏の格好をして(10話で出てくる「がんばっぺ!Wake Up, Girls!」のやつ)大田氏のセリフ「よーし、WUGちゃん気合入ってんぞー!」を言うという内容だ。A応Pの巴奎依さんが大田氏の格好をしていてセリフを叫んでいた。
WUGメンバーがこれからの抱負を語るところでは「二期やりたい」発言が出るたびに会場が盛り上がり(マジで二期やってほしいです。OVAとかでも続編みたいし、エイプリルフールのネタだった「完全実写化」でもいいので)また、「I-1 clubのキャストとも合同でライブやりたい」とか(大坪由佳さんとか津田美波さんも好きだからこちらも見てみたい)、あいちゃんが「続編では藍里が真夢を押しのけてセンターになる展開が見たい」と言うと「私からセンター取ったらなにもないじゃんw」とまゆしぃが返すやり取りがあって(藍里推しの僕にとって一度は見てみたい展開かもしれない。というか、それぞれのメンバーがセンターになる曲があればいいのにと思う。今のところ、真夢・藍里・佳乃はセンターになる曲はあるが)面白かった。
僕としては、新曲やキャラソンを聴いてみたい。
ライブパートでは「タチアガレ!」と「7 Girls War」の二曲を披露。一気にテンションが上がる。歌い方とか表情とかをよく見ることができてよかった。「なるほど、まゆしぃはこんな表情で歌うのか」「よっぴーの声の出し方はこんな感じなのか」と。踊りながら生歌を披露するのは大変なことだが、ライブならではのものを見せてもらえてとてもよかった。僕の方も、コールの出し方を覚えてきたのもあって、より楽しめるようになっていた。
「タチアガレ!」でまゆしぃのソロパートのあと「みんな一緒に!」とファンも一体になって「タチアガレ!」と叫ぶところでは鳥肌ものだった。
A応Pのライブもよかった。持ち歌だけでなく、有名なアニソンも披露してくれた。「這いよれニャル子さん」の「太陽曰く燃えよカオス」もあったが、これはWUGの岡本未夕バージョンもあり「WakeUp,Girls!でもおなじみの」曲だった(オリジナルバージョンと未夕バージョン両方CD持っているから僕にとってもおなじみの曲だった)。
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
ラストの挨拶の時にサプライズ。「皆さん歌いましょう」とメロディーが流れ何か何かと思っていたら「Happy Birthday」の歌で、誕生日が近いよっぴー(5月15日)へのものだった。ここはファンも力を出して歌うところで、僕も腹から声を出して歌い全力で誕生日を祝った。
Herzlichen Glueckwunsch zum Geburtstag!
ということでイベントは終了。最後の挨拶のところでは僕も一人一人の名前を叫んでしまったw
無料イベントとは思えないほどの内容の豪華さだった。これで僕はしばらくWUGのメンバーを見ることができなくなるが、8月のライブが楽しみになってきた。
タイトルの通り、Wake Up, Girls!のイベントに参戦してきた。感想は冒頭の一言ですべて言い尽くせていると思うから、以下は適当に当時のことを思い出すために書きたい。
ただ、録画や録音(もちろんこれは法律違反)はやっていないし、メモもないからイベントを再現することは期待しないでほしい。詳しいレポートは、WUGの公式アカウントで紹介されていたこちらやこちらが詳しいし、ファンの手によるものでは例えば「わぐそく」さんのもの(こちら)があるから、興味のある方はリンク先を読むべきであろう。
僕にできることは当日の日記を書くことだけだろう。
4月27日
待ちに待った日だった。会社に勤めるようになってからも毎日この日のことを考え、仕事を頑張る励みになっていた。前日は早めに寝ていたこともあって、始発の電車に乗ることができ、品川を目指した。
品川駅でトイレを済ませ、イベント会場のステラボールの近くでもトイレに行き、万全の体制を整えて物販の列に並んだ。僕はトイレが近い方だから慎重に何回も行っておいた。ただ、それでも厳しかったが・・・僕が並び始めたのは午前7時(家が田舎だからこんなにかかる)くらいだが既に列ができている。会場近くの坂の下から上まで、それも列に折り返しがあった。何人いたのだろう・・・
ぼっち参戦だったから暇で暇で仕方なかったが、周りのヲタクの話を聞いたり姿を見ているのも面白かった。服の色を見れば誰推しなのかが一目でわかる(赤だったら真夢、オレンジだったら未夕といった感じで。ちなみに僕は藍里推しだから濃い青といきたかったが水色に近いシャツを着ていたため佳乃推しに思われていたかもしれないw)からだ。あと、意外だったのはほかの作品のファンを兼任している人も多く、ごらく部なちゅまつりグッズのトートバッグ(実は僕も持っていて何度か大学に持っていたりしていた。27日には持ってきてないが)を持った人や、最近巷で話題の提督、黒猫(動物の猫でなく「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の登場人物の。ちなみの僕は「俺妹」では黒猫が一番好きだったりする。ちなみに藍里とはホクロの位置が共通している)グッズを身に着けた人を見かけた。あと、緑色の衣装のコスプレをした人もいて「オッ!」と思った。
コール表を作って配布している熱心なファンもいて驚いた。僕はもらい損ねてしまった。
物販会場には入れたのは10時前。オールセットは当然で、キリのいい金額にするためブロマイドを1パック合わせて買い(セットの中のとこれとでなんとか7人分ゲットできた。開封しているとき、1パック目では七海さんが出なかったから焦ったが、2パック目で紫色が目に入ったから安心した。)CDを買うとポスター+くじ引きできるとのことで「7 Girls War」と「言の葉 青葉」の通常版を買った。くじははずれだった。
飯は近くのセブンイレブンで買ったおにぎり。Tシャツを着て、タオルを首に下げ、シャツに缶バッジを装着し(もちろん推しメンの藍里のを)参戦である。
会場は予定より遅れてしまったが、なんとかイベントの始まりには間に合ってはいることができた。
最初は「タチアガレ!」ぶっちゃけよく見えなかった。しかし、観客の首と首との間からすこしでもWUGメンバーの姿が見えるだけでテンションが上がった。力一杯のパフォーマンスだった。
衣装は制服だった。
そのあと松田マネージャー役の浅沼さんが登場。会場の松田コールが面白かった。松田マネというと、作中では頼りない印象が強いが、中の人の浅沼さんはそんなことはなく、軽快なトークで笑いを生み、盛り上げていた。
トークコーナーも楽しい。僕はWUGファンになった時期が少し遅かったからあまりニコ生などをみてなかったから新鮮だった。いい雰囲気だったと思う。あと、吉能さんがかなり美味しいポジションだったのではないかなwメンバーそれぞれの魅力が伝わってきました。
衣装替えの時間は浅沼さんがグッズ紹介などを。「(売り切れちゃったけど)ネットで再販するかもしれないから待っててね。怪しい転売屋さんから買っちゃだめだよ」ほんまそれ。転売屋は撃滅すべし。撃ちてしやまん転売屋。あと、作中のヲタ役の声優(大田役の下野さんは来れなかったがほかの4人が)も来ていて「WUG!ちゃん最高~」と盛り上げてくれた。最高だ。
さて、着替えが終わって再登場。
10話から最終話にかけての衣装で登場だ。多分これが初披露。
3曲続けて披露。
7 Girls War
言の葉 青葉
16歳のアガペー
「7 Girls War」はPVを何回も見ていたが(というか、このPVがきっかけでWUGにハマっている状態からドハマりに押し上げた)、それでも、いや、それだからこそよかった。アップテンポな曲であるために一気にテンションを挙げてくる。アニメ最終話のライブシーンが浮かんでくる。
「言の葉 青葉」はスローテンポな曲だけに歌声が伝わってくる。CD版はやや抑えたような歌い方だが、ライブでは高まる感情を抑えられずに喉を通り越して歌声に現れてくるような歌声になっていた。その高まりに僕たちの感情も高まってくる。抑えるべきものが抑えきれずあふれてくるところに高まりを感じる。それは劇場版の真夢がI-1時代の映像を見てこみあげてくる涙に耐えられなくなるシーンのような感じだ。
16歳のアガペーは藍里のソロパートがあり、藍里推しの僕にとって特別な曲だ。3次元でも愛理さんのソロパートがある。この曲はPV・ライブを含めて初披露になる。推しメンのテーマ曲というべき曲であるから僕も本気が出てくる(それ以前から本気であったが)。あいちゃん・・・
どの曲も、メンバーが一生懸命になっていることが伝わってきてとてもよかった。僕も全力で応援していた。アニメの世界と現実の世界、2次元のWUGと3次元のWUGが一体となった瞬間だった。
そしてここでいったん終了。
そしてアンコールを待つワグナーの「Wake Up, Girls!」コール。何回も、大声で叫ぶ。
Wake Up, Girls!
Wake Up, Girls!
Wake Up, Girls!
こんなに「Wake Up, Girls!」」と叫ぶのは人生で初めてだった。喉は痛いし疲れる、しかし、僕も周りのヲタたちも諦めない。しかし長い時間叫んでいると疲れを隠せない。疲れてきたころか、そう思ったころに松田マネ役の浅沼さんが登場。そしてWUGも登場。
「いやあの、アンコールもらっても私たち、この4曲しかないんですが・・・」
「オゥケイ!」
と劇場版でおなじみのやり取りでアンコール突入へ。
曲は何か。「極上スマイル」はI-1に「くれてやった」から、ここは敢えての「タチアガレ!」で。オープニングのよりメンバーの表情をよく見ることができた。やはり「Wake Up, Girls!」といえばこの曲だ。僕は「タチアガレ!」の直球勝負の歌詞が好きだ。
そのあと告知コーナーへ。BD3巻の表紙は林田藍里であると新出情報がありテンション上がる。ついに来たな。
そして、メンバー全員が最後にコメントをしておしまい。
あと、メンバーが退場した後、ヤマカンコールが起こり、関係者席から山本寛監督が登場。インタビューなどでWUGを語る山本監督の思いに心打たれこの作品に惹かれていったという面もあるし、ツイッターで見せる監督の時に激しい一面も好きだった。「ヤマカンありがとう!」
こうしてイベントは終わった。
次は8月のライブである。期待!
望洋台公園、おそらく「Wake Up, Girls!」という作品に出会わなければ一生行くことも無ければその名前すら知らずにいただろう。公園といっても、勾当台公園のように市街地にあって広い公園とは違い、住宅地の中にある小さな公園だ。近所の子供が遊びに来ることはあっても少し離れれた場所に住む人は滅多に行くことはないだろうし、市外から来る人はほとんどいないだろうし、ましてや埼玉県から新幹線に乗ってそこを目的に来ることなんて、この作品が作られる前にあったのだろうか?(なお、現在この公園の名前で検索すると聖地巡礼に関するサイトがトップに表示される)
しかし、作品の舞台となることで聖地となり、少なくない数のファンが訪れたのではないだろうか。これも運命のいたずらなのだろう。そういったことを考えると、アニメの舞台を回ること以上に、この偶然を愛したいという感情が湧き上がる。
交通手段は仙台駅から出るバスである。バスターミナル7番乗り場から「日本平」行き(または「仙台南ニュータウン」行き)の宮城交通のバスに乗り、そこから40分以上、僕以外はどう見ても地元民のおじいちゃんおばあちゃんしかいないバスに乗り「本当にここでいいのか」「てか、帰りのバスは来るのか」と不安に思いながら進んでいく。なお目的地は仙台南ICに近いから、読者さんも地図で位置関係を確認するといいと思う。
降りるべきバス停は「宮城大学食産業学部前」。僕はそれより一つ手前の「羽黒台二丁目」で降りてしまったため、探すのが大変だった。
バス停を降りたとき、宮城大学の学生はともかくとして、地元の人以外誰も降りないようなところだとすぐに気が付いた。住宅地の中であるから、キョロキョロと歩き回っていると不審者として通報されてしまうのではないかと不安に思った。もちろん道も未知で行き止まりにぶち当たる。このあたりは山の中みたいなもので坂道が多く足も疲れる。公園はマイナーだからグーグルマップが使いにくい。なんとか調べ、宮城大学の前を通り公園に着いた。17時頃、夕方だった。
公園があることは近づくまでわからなかった。住宅地を抜けて、映画で見覚えのある風景が目に入ったとき僕は感動した。苦労した分、不安に思った分うれしさも大きかった。そして巡礼のラストがここでよかったと思った。
松田マネージャーが寝転がっていたベンチ、真夢が「大空のプリズム」を歌っていたブランコなどが本当にあることを確認した。周りに人がいなかったから僕も「大空のプリズム」を出だしだけ歌ってみた。
ふと疑問に思ったのが登場人物の位置関係である。望洋台公園は太白区にあり、仙台市中心部より南西のずいぶん離れた位置にある。
劇場版ではアイドル候補をスカウトするように命じられた松田マネが途方にくれて昼間から公園のベンチで寝転がったりしてるシーンがあるが、仕事の息抜き程度に立ち寄るには随分遠い位置(仙台駅からは40分以上かかるし、長町駅からも25分くらいある)にある。あえてそのような場所を選ぶ理由が気になる。
また、真夢や藍里の位置関係も気になる。藍里の家は熊谷屋だから青葉区。まさに市街地だ。そして二人の通う高校は市街地より北にある。
松田マネと真夢が初めて会うシーンの後、公園を出た真夢に対し藍里が向かってきて
藍里「真夢!遅れてごめん、待った?」
真夢「ううん、全然」
とやり取りし、藍里が真夢に一次審査の合格を伝えるシーンがある。
この台詞からすると二人は望洋台公園で待ち合わせしていたことになるが、待ち合わせ場所が二人の通う高校からあまりに遠くなってしまう。このシーンでは二人とも制服を着用していたから、授業があった日なのか半日授業だったのか部活があったのかわからないが、高校の帰りに会うことになっていたはずである。それだったら手軽に高校から近くの場所が待ち合わせ場所にならないか。熊谷屋から公園まで行くには少なくとも1時間はかかると思うし、高校からだともっと遠くなるはずだ。
真夢の住んでいる場所はどこだろうか。劇場版の後半で真夢が坂道を駆けていくシーンがある。公園を巡礼した際も坂道が多い場所にあることが印象的だった。公園の近くだろう。それらしい風景だった。
もっとも、こうやって考察するのは実はそんなに意味がない。仙台を舞台にしたアニメであるのは事実であっても実際の地理関係をそのまま反映しているとは限らず、フィクションが入り込む余地があるのは当然であるから、位置関係に辻褄が合わなくとも何の問題もない。元々現実と非現実が混ざっているのである。
考察に意味がないといっても、あれこれと考えるのは楽しい。聖地巡礼の醍醐味は妄想であり、考察することと妄想することは結構似ている。
(4月17日追記)
キャラクターの位置関係であるが、望洋台公園が真夢と藍里の待ち合わせ場所になっていたのは辻褄が合わないことでも不思議なことでもなかった。小説版によると、藍里がWUGのオーディション1次審査に合格したのを知ったのは、二人が一端別れ、藍里が自宅に着いた時であるからである。だから藍里は合格を伝えるために真夢の家の方までわざわざ遠い道(実際に熊谷屋さんのある北四番町から行ってみると遠さ・面倒臭さがわかると思う)を追いかけていったのだろう。
(追記部分終了)
さて、余談が長くなった。バスの時間の都合上、公園にはそんなに長く留まれなかった。宮城大学殖産学部前のバス停から長町駅、仙台駅。
そして再びアニメイト仙台店。翌日(3月26日)は劇場版の挿入歌でI-1クラブの歌う「リトル・チャレンジャー」の発売日だからフラゲしに行った。なお、I-1クラブの声優には「ごらく部」声優が多く、「ゆるゆり」も好き(というか「ゆるゆり」で二次元に目覚めた)な僕にとってはお得だったりする。大坪由佳さんと津田美波さんは「ごらく部」声優で、また、加藤英美里さんは生徒会のキャラを演じている。
この曲を聞きながら真夢が涙を流すシーンには心を揺さぶられる。劇場版で一番好きなシーンだ。
アニメイトを出た後、エスパル仙台で販売している熊谷屋さんのお菓子を買い(おばあちゃんへのお土産用。まさかアニメにちなんだものとは思わないだろうwあと「林田藍里」の名前が入ったやつをまた購入した。店員さんは心得ているようでアニメのチラシを「これも一緒に入れておきますね」と)、新幹線の切符を買い(自由席)、大宮まで・・・
これで聖地巡礼の旅は一通りおしまい。とても濃い二日間だった。二日間とも現実から離れて最高のリフレッシュだった。これからの生活を頑張れそうな気がした。
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Wake Up, Girls! 聖地巡礼記の他の記事
その1
その2
その3
その4