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模索を続ける大学生(いわゆる「非リア」系)の日記。内面に関する省察が中心で根暗な印象かもしれませんがご容赦を。微力ながら自分の進むべき道を探求し続けます。たまにサークル内ぼっちとか喪男とかコミュ障とか社会不適合とか勉強とか… 2014年・就職しました
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HN:
おーじゃ
性別:
男性
職業:
大学生→社会人
趣味:
読書
自己紹介:
某大学の法学部に在籍中。「喪男」「非リア」「非コミュ」「真面目系クズ」「サークル内ぼっち」「社会不適合」勉強と読書中心の大学生活を望むも挫折気味。行き詰りの大学生活・・・
大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
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 大学2年生になって自分はやっと「法」学部生になったのではないかという気がしてきた。

 入学当初の自分は「法」を学ぶ学生ではなかった。「法律」や「法学」に触れるのは大学の講義の週3~4コマ中だけであり、日常生活において自分の頭の中を支配していたのは「教養」への憧れだった。そして、「法」は極めて低い位置づけだった。

 かつて、浪人生活が終了し大学受験から離れた時、ある一つの目標を立てた。それは大学入試終了時から大学卒業までに1000冊の本を読むことであった。大学に行ったらとにかく読書をしようと考えていたのだ。

 そのときの自分は単に「知的」なものへ憧憬を持っていただけに過ぎないかもしれない。だが、読書を通じて知ることのできる世界は魅力的だった。思想書を読めば過去の賢人の考えの一端に触れることができ、歴史書を読めば時空の流れというダイナミズムを味わうことができ、小説を読めば自分では到底経験できないような体験をすることができる。やがて社会人になり読書ができなくなることを思うと、消えゆくものを必死に追い求めるかのように本にむさぼりついた。

 もちろん、自分は読んだ本の内容を全て理解していたわけではなく単なる乱読と思われるところもあった。青臭いアマチュアな教養だった。

 このような「教養志向」のときの自分にとって、「法」を学ぶ(勉強する)ということは、読書の一環のようなものであった。大学の講義は法律書を(趣味として)読む手ほどきをするくらいのものと考えていた。

 しかし、入学後に色々と事情が変わり、このようなノンビリとした「教養志向」の生活を維持しがたくなってきた。そして、大学生活を何かを為す(得るではなく)ことなしに終えることに恐怖に似た感情を持つようになった。僕は「専門性」を求めるようになった。「専門」の「学問」としての「法学」をぜひとも身に着けねばと思った。

 そして、日常の関心ごとのナンバーワンが「法」に変わった。自分の中で「教養」が軽視された。そして、「法」が最大の関心ごとであるところの大学生、つまり「法」学部生になったのだ。

 話は変わる。

 昨日司法試験受験組の友人と会話をしていたときに夏休みの過ごし方の話になった。そのとき、その友人からは「勉強」という言葉が何度も出てきた。しかし、僕はその「勉強」の大切さを分かっていながらも、どこか空虚な響きを感じてしまった。

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