模索を続ける大学生(いわゆる「非リア」系)の日記。内面に関する省察が中心で根暗な印象かもしれませんがご容赦を。微力ながら自分の進むべき道を探求し続けます。たまにサークル内ぼっちとか喪男とかコミュ障とか社会不適合とか勉強とか… 2014年・就職しました
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プロフィール
HN:
おーじゃ
性別:
男性
職業:
大学生→社会人
趣味:
読書
自己紹介:
某大学の法学部に在籍中。「喪男」「非リア」「非コミュ」「真面目系クズ」「サークル内ぼっち」「社会不適合」勉強と読書中心の大学生活を望むも挫折気味。行き詰りの大学生活・・・
大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
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大半の大学生の主要な関心ごとは就活、つまり自分が企業などの内定を取り、就職できるかどうか、またどこに就職できるかであろう。
そして、ぼっちや非リアと呼ばれるような学生は特に自分が就職できるかに敏感にならざるを得ない。というのも、それらの類の人は就活生に求められる能力である「コミュニケーション能力」が欠けていると自覚しており危機感を感じているからだ。
自分自身も学生時代はそうだった。絶対に就職できないか、できてもブラック企業だと思っていた。だが、何故か就職できた。内定も複数もらえた。ブラックではなかった。NNT(無い内定)候補生エリートコースを進んでいると思いきやまさかの脱落だ。
就活していたころから遠く遠くなってしまったが、そろそろ当時を振り返ってみようかと思う。もしかしたら、ぼっちや非リアの人間にとって役立つかもしれない。
さっきも話したし、ブログでも散々書いてきたけど、僕は大学内に友達がいなかった。いわゆるコミュニケーション能力は最低ランクだったし(もちろん職場でもコミュ障を発揮している)、リア充的な体験はあまりない。
さらに言うと、見た目は典型的なキモヲタだ(実際にヲタっぽいところがあるけど・・・
このような最低の状況から、人並の普通のごく平凡の結果にたどり着いたのはなぜなのか。
まず、早い時期から就活を意識することにした。
意識したのは大学に入学した時である。文系学生は(お勉強以外の面での)大学の過ごし方で就活が決まると聞いていたから、就活受けする生活をしようと思った。
具体的に言うと、サークルに入ることがそれであった。
サークルに入ることは就活に大きな武器になった。
まず、サークル参加は「友達がいる」ことの推定になる。平均的なコミュ力を持っている者であれば、定期的に顔を合わせる間柄の者がいれば友達も当然そこにできる。僕も定期的に顔を合わせる間柄の者がいること(サークルに入っていること)を伝えれば、まさか面接官も友達がいないとは思わないし(実際にはサークルに入ってはいるけれどそこに友達と呼べるほどの人がいない状況、サークル内ぼっちであった)、まあまあ充実した大学生活をしていたとの外観を作出することができる。
こういったことは、サークルに入っていた事実がなくても捏造で対応できるかもしれないが、話にリアリティーを持たせるためには実際に活動を経験するといいと思う。
僕もサークルを武器に使っていった。
当初はサークルを途中で抜けたことを隠したいからなるべくサークルネタを使わないようにしていたけど、自己PRに使っていたお勉強の話はウケが悪くて、必ずと言っていいほど面接官から嘲笑とともに「へぇ、で、あなたはサークルとかはやらずにお勉強ばっかりしていたんですねw」と言われて落とされ続けた。
そこで、途中で裏切ったサークルのネタを面接のアピールにするという背信行為をしているという後ろめたさもあったけれど、サークルネタを中心に話していくことにして、面接官の反応が改善してきた。
僕は見た目が典型的な非リアのキモヲタだから、面接では「お前、どうせサークルにすら入っていけないような社会不適合系の非リアだろ」(図星)みたいな雰囲気で追及されることがあったけど、サークルに入っていたことを前面に出していくと、それが盾になって追及から守ってくれる。
面接官「(まあ、こいつはサークルに入っていると言っているし、友達がいないというわけではないだろうし人間関係も少しはあっただろうし、ぼっちではないだろうな)」
といった具合で。
次に、「ぼっち殺し」質問への対策を固めた。
面接の定番の質問の中には、非リアやぼっちでも答えられるものと、回答が著しく難しいものがある(何社か面接を経験すれば気が付くことだが、面接の質問には定番があって、必ずしもオリジナリティーある質問がどこの会社でも飛んでくるわけではない)
難しい質問の例としては、「友達の中であなたはどのような位置づけですか」とか「仲間と何かを成し遂げた経験は」とか「意見が対立した時の対処法は」とかである。
こういった質問にぶっつけ本番で臨むことは危険だった。質問の答えに使えそうな経験が全くないわけではなくても、大学生活の大体を孤独に過ごしてきたから、とっさの質問に対し孤独体験以外のネタをひねり出すのは想像以上に難しかった。(そこまで頭の回転が速いわけでもないし)
自己PRは、上に書いたようにサークルネタを絡めていくことで何とか対処できたとしても、次に待ち受けるぼっち殺しの悪魔のトラップで落とされてしまう。
一次面接で落とされた某社の面接で、
面接官「授業がないときは大学でどのようにしてますか」
僕「えっと・・・一人で大学の周りを散歩していたりしてます!!!」
と、いかにもぼっちな答えをしてしまった。
他にも、就活を始めたばかりの頃に、
面接官「他人と対立した時の対処法は」
僕「えっと・・・特に対立するほどの経験がなかったので何とも言えないですね・・・」
と、思い返すと、どうして就職出たのか分からない受け答えをしていた(もちろんこの会社には落ちた)
そこで危機感を感じ、面接対策本を買ってきて(ブッ●オフで100円)、ぼっちがアドリブで答えるには難しい質問をピックアップして、自分の記憶を根こそぎ動員して何とか答えになりそうなエピソードを発掘したのだ。
バイトリーダーとかサークルリーダーのような華々しい経験を持つ人のエピソードには及ばないけれど、著しくマイナスにならないような答えは作れたと思っている。
弱点を把握し、先回りして対策を立てることが重要である。
このほかにも、いろいろと工夫を重ね、非リアぼっちなりに頑張って、まあ人並くらいの結果をのこせた。
たくさん書いて今更言うのもあれだけど、上に書いた方法論の正しさを保証するものは何もなく、そっくりそのままマネをしたからと言って同じ結果になるとは限らないし、もしかしたら就活を有利にするどころか不利にしてしまう可能性もある。
ある所の採用内定を獲得するための一連の行為には、どんな状況でもどんな人にでも通用する不変の法則や答えは、たぶん無い。面接を通過するかしないかは、極端な話をすれば、面接官の気分次第だからだ。
そういった複雑で曖昧模糊とした就活に直面した時、自分で考えることが一番大切なことだ。答えが用意されていないのであれば自分で答えを作るしかない。
そして、上に書いたことが僕が僕なりに作った答えの一部なのだ。
そして、ぼっちや非リアと呼ばれるような学生は特に自分が就職できるかに敏感にならざるを得ない。というのも、それらの類の人は就活生に求められる能力である「コミュニケーション能力」が欠けていると自覚しており危機感を感じているからだ。
自分自身も学生時代はそうだった。絶対に就職できないか、できてもブラック企業だと思っていた。だが、何故か就職できた。内定も複数もらえた。ブラックではなかった。NNT(無い内定)候補生エリートコースを進んでいると思いきやまさかの脱落だ。
就活していたころから遠く遠くなってしまったが、そろそろ当時を振り返ってみようかと思う。もしかしたら、ぼっちや非リアの人間にとって役立つかもしれない。
さっきも話したし、ブログでも散々書いてきたけど、僕は大学内に友達がいなかった。いわゆるコミュニケーション能力は最低ランクだったし(もちろん職場でもコミュ障を発揮している)、リア充的な体験はあまりない。
さらに言うと、見た目は典型的なキモヲタだ(実際にヲタっぽいところがあるけど・・・
このような最低の状況から、人並の普通のごく平凡の結果にたどり着いたのはなぜなのか。
まず、早い時期から就活を意識することにした。
意識したのは大学に入学した時である。文系学生は(お勉強以外の面での)大学の過ごし方で就活が決まると聞いていたから、就活受けする生活をしようと思った。
具体的に言うと、サークルに入ることがそれであった。
サークルに入ることは就活に大きな武器になった。
まず、サークル参加は「友達がいる」ことの推定になる。平均的なコミュ力を持っている者であれば、定期的に顔を合わせる間柄の者がいれば友達も当然そこにできる。僕も定期的に顔を合わせる間柄の者がいること(サークルに入っていること)を伝えれば、まさか面接官も友達がいないとは思わないし(実際にはサークルに入ってはいるけれどそこに友達と呼べるほどの人がいない状況、サークル内ぼっちであった)、まあまあ充実した大学生活をしていたとの外観を作出することができる。
こういったことは、サークルに入っていた事実がなくても捏造で対応できるかもしれないが、話にリアリティーを持たせるためには実際に活動を経験するといいと思う。
僕もサークルを武器に使っていった。
当初はサークルを途中で抜けたことを隠したいからなるべくサークルネタを使わないようにしていたけど、自己PRに使っていたお勉強の話はウケが悪くて、必ずと言っていいほど面接官から嘲笑とともに「へぇ、で、あなたはサークルとかはやらずにお勉強ばっかりしていたんですねw」と言われて落とされ続けた。
そこで、途中で裏切ったサークルのネタを面接のアピールにするという背信行為をしているという後ろめたさもあったけれど、サークルネタを中心に話していくことにして、面接官の反応が改善してきた。
僕は見た目が典型的な非リアのキモヲタだから、面接では「お前、どうせサークルにすら入っていけないような社会不適合系の非リアだろ」(図星)みたいな雰囲気で追及されることがあったけど、サークルに入っていたことを前面に出していくと、それが盾になって追及から守ってくれる。
面接官「(まあ、こいつはサークルに入っていると言っているし、友達がいないというわけではないだろうし人間関係も少しはあっただろうし、ぼっちではないだろうな)」
といった具合で。
次に、「ぼっち殺し」質問への対策を固めた。
面接の定番の質問の中には、非リアやぼっちでも答えられるものと、回答が著しく難しいものがある(何社か面接を経験すれば気が付くことだが、面接の質問には定番があって、必ずしもオリジナリティーある質問がどこの会社でも飛んでくるわけではない)
難しい質問の例としては、「友達の中であなたはどのような位置づけですか」とか「仲間と何かを成し遂げた経験は」とか「意見が対立した時の対処法は」とかである。
こういった質問にぶっつけ本番で臨むことは危険だった。質問の答えに使えそうな経験が全くないわけではなくても、大学生活の大体を孤独に過ごしてきたから、とっさの質問に対し孤独体験以外のネタをひねり出すのは想像以上に難しかった。(そこまで頭の回転が速いわけでもないし)
自己PRは、上に書いたようにサークルネタを絡めていくことで何とか対処できたとしても、次に待ち受けるぼっち殺しの悪魔のトラップで落とされてしまう。
一次面接で落とされた某社の面接で、
面接官「授業がないときは大学でどのようにしてますか」
僕「えっと・・・一人で大学の周りを散歩していたりしてます!!!」
と、いかにもぼっちな答えをしてしまった。
他にも、就活を始めたばかりの頃に、
面接官「他人と対立した時の対処法は」
僕「えっと・・・特に対立するほどの経験がなかったので何とも言えないですね・・・」
と、思い返すと、どうして就職出たのか分からない受け答えをしていた(もちろんこの会社には落ちた)
そこで危機感を感じ、面接対策本を買ってきて(ブッ●オフで100円)、ぼっちがアドリブで答えるには難しい質問をピックアップして、自分の記憶を根こそぎ動員して何とか答えになりそうなエピソードを発掘したのだ。
バイトリーダーとかサークルリーダーのような華々しい経験を持つ人のエピソードには及ばないけれど、著しくマイナスにならないような答えは作れたと思っている。
弱点を把握し、先回りして対策を立てることが重要である。
このほかにも、いろいろと工夫を重ね、非リアぼっちなりに頑張って、まあ人並くらいの結果をのこせた。
たくさん書いて今更言うのもあれだけど、上に書いた方法論の正しさを保証するものは何もなく、そっくりそのままマネをしたからと言って同じ結果になるとは限らないし、もしかしたら就活を有利にするどころか不利にしてしまう可能性もある。
ある所の採用内定を獲得するための一連の行為には、どんな状況でもどんな人にでも通用する不変の法則や答えは、たぶん無い。面接を通過するかしないかは、極端な話をすれば、面接官の気分次第だからだ。
そういった複雑で曖昧模糊とした就活に直面した時、自分で考えることが一番大切なことだ。答えが用意されていないのであれば自分で答えを作るしかない。
そして、上に書いたことが僕が僕なりに作った答えの一部なのだ。
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