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大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
成績発表というのは忘れた頃にやってくるものなのか。大学の成績発表は、期末試験終了から何ヶ月かたった頃にやってくるから、テストのときの感覚は忘れている。あのころの歯がゆさ、満足感・・・
僕の大学の法学部は今日が成績発表だった。いい成績を目指して勉強しているわけだし、特待生の待遇を維持しないとならないという事情があるため、この発表は結構緊張する。この成績次第では、特待生待遇を剥奪されて、家計に大きな負担をかけてしまうかもしれないからだ。また今日の昼は健康診断で学校に行っていたのだが、そこで久しぶりに会った友人が単位を落としたといっていて、自分も落としたかとかなりビビッた。ちなみにその友人は、自分のライバル的存在で、司法試験合格を目指している。
大学のホームページにアクセスし、自分の学籍番号やパスワードを入力し恐る恐る見た。
右下に、GPAが載っている。小さい字で拡大しないとよく分からないが、小数点第二位の数字が変化していると気がついた。さらによくよく見てみると、もしかしたら上がっているのではないかと思えた。
拡大してGPAの数字を見てみると、若干上がっていた。
さらに科目ごとの評価を見てみると、Aの数が半分に減りSが増えていた。BやC、いわんやFがなくてほっとした。
詳しく科目ごとに見てみると、前期にSだった科目は現状維持でき、成績アップを目指して力を入れた科目は大半がSになっていた。上にでてきた友人が落とした科目はSだった。憲法民法刑法といった法律科目はSみんなSだったから、そんなに馬鹿にはされないだろう。
試験のときは、答案のクオリティーが落ちていると感じ、成績が酷いことになっていると覚悟していたが、結果自体はそこそこの成績だったから胸を撫で下ろしている。この分なら特待は維持できるかもしれない。だが、二年生からは教養科目が減り法律科目が増えて苦戦する人も多いと聞く。逆に法律科目が得意な人はかなり成績を伸ばしてくるらしい。うかうかしていたら成績ダウンどころか、特待生待遇が消されてしまうかもしれない。まだまだ上には上がいるだろうし、そもそも自分の大学内の試験がどうであれ、よりレベルの高い大学と比べてしまうと、自分なんて「バカ」だ。しかも私立文系で法学部というとかなり楽な部類に入るだろう。春休みがまだまだあるということもあり勉強する時間には恵まれているのだから、今まで以上に力を入れていきたい。
期末試験の反省をしよう。(この後は法学部生以外には分かりにくいでしょうがごめんなさい)
いきなりだが今回の期末試験は失敗といわざるを得ない。一年前期のように簡単にクリアできるだろうと甘く見ていたのがよくなかった。手ごたえからして、落としているだろう。成績を。
(書きすぎてしまった。実際次の試験でここまで対策できるとは思わないし、するのがいいとも思わない。ただ参考のために、試験を終えた今の自分の考えを書き散らかしておこう)
・対策の開始時期について。
対策を開始したのは冬休みからだが、全科目やっていたわけではなく、一番難しいと思われる刑法総論ばっかりやっていた。他科目はほとんどやらず。確かに刑法総論は抽象的で難しいし時間がかかるが、それでも他科目にノータッチというのは問題がありすぎる。ほかも法律科目、例えば民法や憲法も少し筒準備を始めるべきであった。そのせいで、刑法は何とかクリアしたものの、民法や憲法はかなりギリギリの戦いを強いられたし、教養科目は完璧に準備不足でできは最悪。答案のクォリティーは明らかに前期より落ちた。
とすると、できるだけ早めに(早ければいいというものではないが)はじめ、やれることは早めにやっておく。例えば事前に問題が予告されているような楽勝科目は早めに解答を作っておき、早めに頭に(うっすらとでも)入れておくべきであっただろう。
・基礎学力について。
一般的に大学の期末試験というものは、特に文系の場合、そんなに難易度が高いものではない。一通りの対策をしておけばさすがに単位を落とすことはないし、良い成績も取れないわけではない。そのため直前の詰め込みで何とかなる。しかし、その「直前の詰め込み」をどのくらいやるべきかは「基礎学力」(特別の試験勉強をせずとも持っている学力とする)にかかっている。「基礎学力」があれば特別の対策である「直前の詰め込み」はあまり必要ないのである。
自分にその「基礎学力」はついていたのであろうか?大学で勉強するようになって一年経ち、やっと「法的な考え方」に慣れてきたところであり、確実に大学に入りたての頃よりは力がついていると実感している。ある程度は「基礎学力」がついていたから開始時期に失敗があっても何とか単位が取れそうなくらいにはできたと思う。
ただ、相対的に見て自分の力はどうかというといまいちである。司法試験を目指している人に比べて、自分の学力が低いのではないかと思えわれるのである。司法試験を目指していないことを言い訳に自分の学力の無さを言い訳にするつもりは、少なくとも学部生である時は、ない。だから、普段から勉強に力を入れ、「基礎学力」の向上を目指す。
・インプットとアウトプットのバランスについて。
時間の余裕がなかったということもあるが、今回の期末試験も、インプット(むしろ詰め込み)にかける時間が大半を占めた。何かを覚えるには、インプットだけでなくアウトプットも必要で、本来はこれを並行して行う必要がある。アウトプットにより自分の弱点を知り、そこを重点的にインプットしなおすのである。対策しづらい一般教養の科目では仕方ないにしても、対策しやすい法律科目(司法試験を始め法律系資格はたくさんあり問題集のようなものも充実している)はアウトプットも意識していくべきであった。
ただ、インプットとアウトプットの二つを十分に行うには時間がかかる。ということは、先の「基礎学力」の話とも関連するが、普段からごく基礎的な事項だけでもインプットしておくべきではないかと思った(こうすれば期末試験のみならず法律系の資格試験の対策にもつながる。
高校までの俺は、自分で言うのもアレだが、成績はいいほうだった。(もっとも、中学は普通の公立、高校は公立の自称進学校だが)大学で勉強する内容と高校までのそれは違うから成績のほどはどんなものか心配だった。法学部だから司法試験を目指す人も多いし、試験のレベルもそんな人たちに合わせてあるのかと思うと単位の取得は相当難しいのだろうと思って心配していた。また、先輩には結構単位を落とす人もいて、自分もそうなるのではないかと思っていた。
さらに言うと、特待生として今の大学に通っているからにはそれなりの成績を残さなくてはいけない。特待という待遇を維持しないと、大学に通えるかすら危うくなってくる。授業料免除ということで、わざわざ上のランクの大学を蹴り、今の大学に行かざるを得なかった身としては。
大学のホームページにアクセスし、見た。
結果を書くべきか?まあ、簡単に書こう。
単位は全部取れていた。
成績はどうか?一応、SABC(Cの下は単位取得できなかったということ)で評価されている。Cの下に何があるかは忘れた。
自分の成績は、詳しく話すわけにもいかないが、SとAで構成されていた。それがいいのか悪いのか普通なのか分からない。評価基準が不明だし、ほかの学生がどのくらい取るかも分からない。
まあ、そんなに悪くはないのかな。