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大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
今日は朝から期末試験があり、それなりに難しい2科目の試験を何とかこなした。これで期末試験は終わった。期末試験は最初の語学の試験が7月上旬にあり、専門科目のテストが今日終わったくらいだから一ヶ月試験期間が続いた。長かった。大変だった。今までとは一味違った。高校までは、テスト期間も短く(対策期間を入れても2~3週間)、問題はありきたりで簡単で、普段からいい成績をキープしていた俺にとっては何てことなかった。
テストが終わって「解放」されたという感覚がしている、意外なことに「久しぶり」の感覚だ。入試が終わった「解放感」を別にすれば、期末試験でこんな感覚がしたのは久しぶり。高校時代は一年のときから受験勉強をしていたから、別に定期試験の一回や二回はなんてことなかったからだ。そんなところが「変わったな」と思わせる。
さて、期末試験について反省しよう。高校までのテストとは違う内容・形式に対応する必要があると感じた。試験問題には「~について説明せよ」という問題もあるが、「~について自分の考えを述べよ」という問題もあった。前者については、東大の二次試験の対策(世界史の大論述など)で鍛えていたから、多少の戸惑いはあったものの適応するのは難しいことではなかった。後者について、自分が小論文を受験時代に勉強しなかったことを悔やんだ。論理的な文章を書く訓練が不足していた。
しかし、こうやって一回試験問題を解いてみると、今後どのように(テストで点を取るために)勉強すればいいか分かる。講義を聴く姿勢、予習復習にその成果を取り入れたい。
何はともあれ不安な期末試験は終わった。単位はたぶん取れていると思う(見通しが甘いか?)から、一息ついてもいいだろう。だが、勉強はできるだけ早く再開するつもりだ。司法試験を目指している友人らに遅れを取りたくないという思いが強くなってきたからだ。昔のハングリー精神を思い出そう。
サークル活動で忙しく心身ともに疲れ果てた先月とは打って変わり、今月は怒涛の期末試験ラッシュ。語学から始まり一般教養、専門科目と。展開の速さについていくのに疲れ、とうとう風邪を引いてしまった。
それにしてもここ最近、期末試験に関して考えることが増えた。勉強のことで頭がいっぱいになった。この感覚はアレに似ている。受験時代だ。受験時代は嫌でも勉強のことばかりを考えていた。勉強で頭がいっぱいだった。
大学入学後、そのような考えを捨て、「自由」を求めた。この「自由」を求めるプロセスに関して、一般的な意味でのいわゆる「大学生活」が手本とされた。「大学生(特に文系)はあまり勉強するものでなく、日々、サークル活動や遊びに熱中している」という「大学生活」が。
そしてある程度は具体的に行動した。だが慣れないとをするのは心に重い負担となった。「自由」が重くのしかかった。自分のペースを持ったつもりだし量的には大したものではないが、慣れないことの負担は想像以上だった。
さて期末試験がやってくる。「大学生活」の敵である「不自由」な期末試験だ。俺は勉強に没入した。不自由で退屈だろうと思われるかもしれないがそうでもない。「大学生活」の「自由」から一歩はなれて、それを相対化することができた。
一般的に「自由」と思われているものは実際には過大評価されているようで、そこまでいいものではなく、一般的に「不自由」と思われているものは実際には過小評価されているようで、そこまでわるいものではなかった。
外は太陽の日差しが容赦なく照らしている。いかにも夏らしい。家の中でクーラーをつけているのだが、それでも熱さが感じられる。冷たい水を飲みたいところ。
田舎にある自宅で過ごす昼は平和だ。キーボードを打つ音が、響く。外は静か。自動車が通過する音は聞こえる、たまに。キャンパスの雑踏にうんざりしていたところだから、一安心。
期末試験が心配だ。
大学で初めての試験。高校までの試験とは一味違う。これまでの試験は、暗記重視・問題集や参考書のため対策が容易・選択肢問題が多いなど、あまり勉強しなくても何とかなるような試験だった。高校のときは普段から勉強していたからこれといって定期試験でも焦らなかった。これに対し、大学の試験は、思考力重視・対策が困難・論述中心などガラリと変わる。期末試験に費やす勉強量は高校のときより多い。(その反面、ノート教科書の持込可の授業もあり楽な面もある)
単位が取れないことも心配だ。法学部の先輩を見ていると、たいてい何かしらの単位を落としていて、それほどまでに難しいのかとおもってしまう。(その先輩たちが勉強していないだけかもしれないが)
まあ仕方がねえな。ここでしっかり単位を取っておけば、しばらく一安心できるし、夏休みが待っている。夏休みは、サークル活動のようなとても大変な「勉強」もないのだから、「遊び」まくる。憲法民法刑法と「遊び」たいことは山ほどある。だから、ここで最後の頑張りを見せよう。どうせあと一週間くらいの辛抱なんだから。