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大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
このブログで何回も言及してきたことだが先ず言っておこう、俺はコミュニケーション能力が著しく低い。いわゆる非コミュだ。中学高校と昔から友達は少ないほうだったし、大学でももちろん、友達が少ない。ぼっちになるか否かの一歩手前にいて、クラスにも馴染んでいないしサークル内でも目立たないほうだ。
コミュ力の低さは何に起因するか。一つは生まれつきのもの。もともと人見知りな性格に生まれてしまったのだからある程度は仕方がない。だが「生まれつき」ということですべてを片付けるのは乱暴だ。そこでもう一つのものとして、「技術面での会話下手」があるのではないかと思った。
俺は人に話しかけるのが苦手だ。会話に持ち込むのが得意でない。打ち解けるまではどうしても自分から話しかけるのを躊躇してしまう。これが直せればいいと思うが、どう話しかけていいか分からない。また、それができても内容のある会話をするのに苦労する。
そこで、俺が人に話しかけようとするとき(結局たいていの場合は尻込みしてしまうのだが)に俺の頭はどんなことを思考しているのかよく考えてみた。原因が分かれば対処法もおのずと明らかになるのである。
俺は話しかけるとき、「相手に何かを語ろう」としてしまうのだった。「相手に何かを語る」ということはどういうことかというと、話しかける前に自分の脳内で、話したいこと(ネタ)やその構成など、あらかじめ話しを組み立てて、まるで落語を話すかのように相手にあることを饒舌に話そうとしていた。無理していたんだ。
俺は落語家じゃないし、頭の回転も悪いし、会話のネタも少ないから、この方法を取ろうと(無意識のうちに)しては何度も失敗していた。失敗の原因がなかなか分からず随分苦労した。
発想を転換して、今後は相手にまとまった話を聞かせようとするのでなく、自分から色々と質問をしてみようかと思う。質問を通じ相手から引き出し、そこから話を共同作業で組み立てていく。この「会話」こそが「対話」であり潤滑な人間関係の形成のみならず、信頼関係の構築をも成す鍵であろう。