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大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
今朝、初めてスーツに袖を通した。太ってしまったため、きつい。ぴっちり。着慣れない。着るだけでも一苦労。
入学式には母もきた。一緒に家を出る。電車で都内へ。某デパートによって昼食を食べようとした。値段を見てビックリ、高い。日本はいつからこんなにもインフレになったんだ、と思った。結局コンビニのおにぎり二個ですます。
式の会場に着いた。母と別れて入った。広い会場だった。これから自分が大学生になることを実感した。
大学生活は未来に向けての修練だ。この大学で頑張るしかないと思った。これが実感の具体的な内容だった。
式自体はたいして長くは無かった。その後キャンパスへ移動。クラス別にガイダンス。
クラスで集まるのは初めてのことだ。ガイダンスの後、自己紹介があった。
「お、お、、お、、、おーじゃと申します。●、●、、●、、、●●県出身です。ホニャララホニャララ・・・」
キョドってしまった。かっこ悪い。久しぶりに大勢の前で話したのだから緊張するのも仕方が無いが、ちょっと凹んだ。
自己紹介の後、クラスのメンバー数人と話した。みんないい人そうだった。ぼっちにならずに何とかなりそうな予感。
俺は読書ノートを作っている。読んだ本のタイトルや感想、心に残ったことや「使える」と思った考え方などの引用などがその中身だ。
読書の方法を説明するハウツー本の中には「ノートは取るな」と書いたものもあるが、今のところ止めるつもりはない。「ノートを取れ」と主張するハウツー本もそれと同じくらいたくさんあるが別にそのような類の本に影響されてノートをつけ始めたのではない。ジャーナリストの立花隆さんは「読み終わる前にノートは取るな」というようなことを言っていたが、俺は読みながらノートをとることも多い。
ノートを取るようになってから、以前よりも文章を注意深く読むようになり、理解度も上がったとおもう。俺にとってはとても有益であるに違いない。特に、思想関連の本の読解力は上がったのではないかと思っている。逆に小説の場合はノートはあまり必要ないかもしれない。
時々読み返してみると、自分の幼稚さ(こんな稚拙な感想を書くのか、とか)に気が付いたりして面白いし、引用した文を読むことで内容の復習も簡単に出来る。引用する文を選ぶセンスの無さにも苦笑させられることがあるが、逆に自分と同じ所を誰かが著書などで引用しているのを見かけるとニヤリとする。
今日、読書ノートの2冊目の残りのページがゼロになった。2冊のノートを使い切った。
ちなみに、ノート1冊あたり約80冊分の記録が書かれている。2冊だから160冊。
1冊目は平成21年の1月、つまり2009年の1月にスタートした。2冊目は去年の10月。そして今日終わった。
3冊目はほぼそのまま大学時代の読書の記録になるだろう。もしも、10年20年後にこのノートを見返したとき、俺はどう思っているのだろうか。
日常と非日常。一日は大きく分けてこの二つに分けられる。ただ、「非日常」だったことも時が経ち慣れれば「日常」になるし、「日常」のことも「非日常」になりうる。この二つを分ける明確な基準はおそらく存在しないだろうし、われわれが主観的に区分しているに過ぎないのだと思う。
ブログの記事として面白いのは、「日常」についての記事じゃなく「非日常」を書いたものだ。芸能人のブログなどは「日常」をネタにしても需要があるが、素人のブログでいくら日常を綴ったとしてもあまり面白くはない。
さて、今日は大学生活の一日目だった。
これから4年間続くの大学生活の一日目だ。何ヶ月かたてば大学生活はただのつまらない「日常」になるが、今の俺にとって大学生活は紛れもなく「非日常」だ。
この「非日常」の感覚を書いておこうと思う。
朝早く起きた。久しぶりに午前に起きた。朝の6時だ。外はまだ暗かった。
少な目の朝食を取り、電車に乗る。地元で乗った時点では空いていたが、だんだん混雑してきた。読書をするのも一苦労。それに気持ち悪くなってしまった。
実は大学にはまだ一回も行ったことがなかった。俺が通っている所はセンター利用で受かったため試験を受けに行ったわけでもないし、ぶっちゃけ志望度も低かったからオープンキャンパスも行っていない(まあ、第一志望ですら高二のときに一回行っただけだったが)
迷ってしまったが何とかたどりついた。校門をくぐるとき「もう、この大学でやっていくしかないのか」と思った。泣いても笑ってもこの大学が自分の母校になるわけだし(退学しなければ)いくら愚痴や文句を言ってもそのことは変えられない。校内にはじめて入ったときの一歩の感覚。しっかりと踏みしめたつもり。
健康診断を受けた。身長、体重、視力・・・などなど。体重が増えてしまったことが残念。いわゆるメタボだ。身長は当然伸びず。伸びは中二で止まったから仕方がない。
健康診断に予想以上の時間がかかってしまった。だが、そのまままっすぐに帰宅するのは味気ない。キャンパスでも見物しようと思った。
そしたらサークルの勧誘を受けた。暇だから話を聞いてみた。
俺と同じように勧誘を受けていていた人とたまたま話す機会があった。話してみると俺と同じく埼玉出身だとか。気さくな感じの人だったから話が弾む。メルアドを交換した。帰り道一緒に帰った。見知らぬ人と話すのは結構久しぶりで上手く話せず、「あの時ああ言っておけばよかった」と思ってしまうこともあった。まあいいや。
帰宅したのは午後の3時。昼食はまだだった。空腹のあまり気持ちが悪くなってしまった。頭が痛い。しかも家に食べ物がなかった。何とかパスタを見つけて茹でて食べた。