大学のトイレに張り紙があった。

トイレ内での主な禁止事項が書いてあった。

喫煙、落書き…

うん、これはわかる。

だけど、そのつぎに

食事

と書いてあった。

まさか、大学当局が便所飯を知っているとはww

[3回]

タイトルだけをみると「何かあったのか？」という感じになるが、何てことない。

実はさっきまで更級日記を電車の中で読んでいたんだけど、本当に菅原孝標の女のように物語に没頭してしまい、降りるべき駅を逃してしまった。

まったく、「あづま路の果てよりも、なほ奥つ方に生ひ出でたる」俺にとって、夜の電車で乗り過ごすのは大変なことなのに。

今日は偶然用事があって遅くなったが、こんなことは避けたい。

[5回]

たまにはこうしてみるのもいいだろう。

駅から自宅への帰り道、たまにはいいだろうと、少し違ったルートを通ってきた。

日常の中にありながら、ちょっとした時間、逸脱を感じられる。

耳のイヤホンを外した。

風の匂いを嗅ぎながら、草の音を聞き、ドブ川の流れる音を味わった。田んぼには水が張りつつあった。

普段見落としていたものが、見えた。

心地よかった。あまりに心地よかった。歩くスピードが自然と遅くなる。

立ち止まった。立ち止まって四方に音を聞いた。風に揺れる葉、子供たちの遊ぶ声、どこからか聞こえるピアノの音色。これは日常の音だ。だが、これほどまで日常を意識したのは久しぶりだ。ひたすら非日常を追っていたからだ。そのため、かえって「日常」が「非日常」になっていた。

[4回]

「世間的に言えば」

用例:世間的に言えば俺たち十分優秀だよな。

[1回]

普段、平日は早起きしないと大学の授業に間に合わない。俺は田舎に住んでいるから大学に着くまでかなり時間がかかる。

しかし今日の授業は午後から。久しぶりにゆっくりできた。

普段より2時間遅く起きた。十分眠れた。つい最近までは午前中に起きることすら珍しかっただけに、体内時計の変化の速さを感じる。

朝食のあと、たまっていたアニメを消化。

一時間ほどアニメを見て、家を出て駅へ向かう。

そして、電車が動き出した。

[3回]