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大学ぼっちのまま卒業し、現在は就職して新社会人。
一人で過ごす大学生活。悪くないと思っていたが早速不便なことが起こった。
食事の場所がなかった。
俺の通う大学は学生数がとても多く、お昼時にもなると、ひとつしかない食堂は大変混雑する。
今日はあいにくの雨だし、建物の中の暖かいところで食事したかった。
食堂のテーブルはほぼ満員。
空いたところを見つけても、近くにはリア充様ばかりで座りにくい。
仕方ない。別のところを探そう。
しかしキャンパスはリア充の巣窟。どこも落ち着いて食事できそうにない。
暖かくて落ち着いて食事できるのは、もはや、便所しかないかもしれない。便所飯は今まで全く理解できなかったが、今ではそうしたくなる気持ちもよくわかる。
じゃあ便所へレッツゴー、とはいかなかったが、あちこち行き来しようやく椅子を発見。
座り、おにぎりを急いで口に入れ込む。食べ終わる前に、ケバい女の集団が俺のほうを見ている。どうみても、「早く失せろ」と無言の圧力をかけている。口の中には食べ掛けのおにぎり。急いで席を立つ。やれやれ、落ち着いてメシくらいは食べたいものだ。
大学入学以来初の休日。最近大学生活の疲れが溜まっていたから、ありがたい。とはいうものの、用事があったが。
今日は、某予備校の模擬試験の試験官のアルバイトの説明会があった。
試験官のアルバイトというと、見るからに楽そう(実際はどうか知らない)だから、話を聞きに行ってみた。それに、給料は日払いみたいだし、手軽に仕事をするには好都合だと思った。
そんで、説明会に出席すべく、某所に行った。
そこは、定期券を使えばタダで行ける範囲にある。電車賃がかかるのをためらっていままでは出かけるのを控えていたが、今では気軽に行ける。これは大きな変化だ。
大体30分で着いた。
説明会が始まるまでに時間はあったから、本屋に寄った。
で、500円分の図書券をつかって一冊購入。ソコソコ真面目な本だ。それと、スケジュール管理のための手帳と、学生証を入れるケースを買った。
まだまだ時間があったから、どこかで時間を潰せないものかと思った。じゃあ、アニメイト行ってみるか。その名の通りヲタクっぽい店だ。アニメのDVD、アニソンのCD、アニメキャラのグッズなどすごい品揃えだ。
客はどのような人かと見てみたけれど、意外と普通っぽい。よく見るとオタクっぽいかもしれないが。男女ともに同じくらいいる。女性(店員含む)の眼鏡率が高かった。これは嬉しい。
せっかくだから何か買おうと思って、店内を物色。とりあえず「けいおん!」関連のものを買った。
よしよし「にわかオタク一歩手前」から少しずつ「にわかオタク」に近づいていっている。いい傾向だ。だが本格的な、コアな「ヲタク」にはまだまだ遠く及ばない。
さて、説明会。
隣の席の人はメガネっ子。テンション上がる。
説明会は意外にもあっさりと終わる。予定の時間の半分くらいしかかからなかった。面接もあるのかと思って結構ビビッテいたが、面接もなし。いいのかこれで。ただ説明会の担当の方が「試験官の仕事はそんなに甘くない。退屈に耐えるだけじゃなく、(問題用紙などを運ぶための)体力も必要だ」と言っていたのは印象に残った。仕事だから当然甘くは無いということだ。まあいい。
帰りがけに途中で下車してブックオフに寄る。本を5冊買った。積ん読がまた増えた。大学へ通う電車内での読書で消化していこう。また、ソコソコ聞くアーティストのCDで安いのがあったから買った。この文章を書いている今の時点ではまだ聞いていない。
帰りの電車の中で読書をしていたらメールが来た。だれだ?見るとO君からのメールだ。O君は高校のときの友達で今でもよく連絡を取り合っている。だが残念なことに彼は非童貞、氏ね。
メールを読むと「本を読んでないで左を見ろ」と。「左」だって?わけ分からず、とりあえず見る。彼がいた。
電車の中で少し話した。アニメイトに行って「けいおん!」のグッズを買ったことを話したらウケた。よし、これでこそ買ったかいがあったものだ。